無添加厚塗りしっくい®の魅力

1口に入れても安全な自然素材

消石灰を主原料として、海藻のり・大理石パウダーなどの口に入れても害のない自然素材を使用し、健康・安全に配慮しています。

2一度でしっかり厚塗り

漆喰は高い調湿性や耐火性を発揮するために、5〜6mmの厚さが必要です。
従来品では二度三度と塗り重ねていましたが、無添加厚塗りしっくい®は特別なでんぷん質を使用することで、一度で厚みを持たせることが可能です。

3自社製造だからリーズナブル

自社オリジナル商品のため、中間マージンが発生しません。
また、重ね塗りの必要がないので施工コスト削減につながり、リーズナブルな価格でのご提供が可能です。

4ヒトコロナウイルスにも効果あり!抗ウイルス機能

ウイルスによる咳やくしゃみの飛まつが漆喰に付着すると、抗ウイルス効果を発揮します。
無添加厚塗りしっくい®︎はヒトコロナウイルスにも効果があることが分かりました。

無添加厚塗りしっくい®を使用した施工事例

漆喰(しっくい)とは?

漆喰は天然の石灰石(炭酸カルシウム)から製造される消石灰に、麻スサ(麻の繊維くず)や海藻のりなどをまぜた自然の塗り建材です。
耐火性・耐久性も高く、古くからお城や土蔵にも使われてきました。地中海の白い建物の壁や、中国の万里の長城に使用されるレンガのつなぎ材にも漆喰が使われています。
柔らかくやさしい材質で、凹凸の部分を手で触れても痛くありません。
また、微細な穴(多孔性)がたくさんあり、調湿性や消臭性・抗ウイルス性など様々な効果を発揮します。

漆喰の機能性

調湿性
微細な穴がたくさんあり、呼吸をするように室内の水分を吸放湿し、快適な湿度を保ちます。夏は湿気を吸い込み“からり”と、冬は湿気を吐き出し“しっとり”とし、快適な室内環境をつくります。
耐火性
構成される素材がほとんど無機の不燃性で出来ています。このおかげで燃えず、有毒ガスも発生せず、大切な命と住まいを守ることができます。
消臭性
微細な穴に匂いのもとが入り込み吸着してくれます。料理・タバコ・トイレ・ペットの匂い等、生活臭を抑え快適な生活空間になります。
経年美
漆喰は二酸化炭素を吸収しながら硬化していくため、月日が経てば経つほど硬くより味わいのある美しい結晶に変わっていきます。
メンテナンス性
漆喰の壁は汚れたり傷んだりしても、補修がとても簡単です。部分的に汚れた場合、サンドペーパーで表面を削りとればきれいになります。全体的に汚れた場合、消石灰を水で溶かしたクリーム状の溶液を、ハケやローラーで塗れば補修できます。

※質感や色など少し違いがでます。

漆喰の抗ウイルス機能について

漆喰の主成分である消石灰は、水に溶解すると強アルカリ性を示します。細菌やウイルスにとって、強アルカリ性というのは非常に生きにくい環境と言えます。
ヒトコロナウイルスやインフルエンザ等のウイルスは、咳やくしゃみによる飛まつ中に存在し、水分と共に存在します。漆喰にこの飛まつが付着することで、抗ウイルス効果を発揮することができるのです。

無添加厚塗りしっくい®ヒトコロナウイルスに対する抗ウイルス効果が実証されました!

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を受け、当社オリジナル建材である無添加厚塗りしっくい®に、新型コロナウイルスと極めて近い遺伝子情報を持つ『ヒトコロナウイルス』を用いた不活効果試験を実施しました。その結果、ウイルス不活効果があることが確認されました。

※今回の実験は、新型コロナウイルスと同様の「エンベロープウイルス」である「ヒトコロナウイルス」を用いました。

ヒトコロナウイルス不活効果試験(ISO18184準拠)の概要

特定非営利活動法人バイオメディカルサイエンス研究会にて、ヒトコロナウイルス「Human Coronavirus 229E(ATCC VR-740)」を、当社オリジナル「無添加厚塗りしっくい®」のサンプルピースに付着させ、5分後および 120分後のウイルス不活効果を検証しました。

ヒトコロナウイルス 229E 不活化試験結果

無添加厚塗りしっくい®のサンプルでは、5分後の時点でヒトコロナウイルスが不活化され、検出限界(実験で検出できる最小値を下回っている状態)でした。一方で、標準的なビニールクロスのサンプルではヒトコロナウイルスの不活化は認められませんでした。
したがって、無添加厚塗りしっくい®には表面に付着したヒトコロナウイルスに対する抗ウイルス効果があることが分かりました。

※不活化:ウイルスの感染力や毒性が失われること